Skin Beauty Blog

さわこ形成外科クリニックの肌キレイブログ
～美肌はクリニックでつくる～

今、美容医療において不動の地位を獲得しているボトックス[emoji:i-221]ですが
最近、鼻炎治療にも応用されるようになりました。
翼口蓋神経節からの節後線維が鼻粘膜に分布し、副交感神経より
アセチルコリンが放出され、鼻汁が分泌されます。
ボトックスはアセチルコリン放出を阻害し、ゆえに鼻汁がストップする
というものです。
ここ最近の学会で、
｢あまったボトックスがあったらやってみてください。
鼻水がとまって楽になりますよ[emoji:i-234]｣と聞き、
早速、資料を取り寄せてスタンバイ状態にしてました。
飛んで火に入る夏の虫　ではありませんが、
今日　幼馴染みのTちゃんがクリニックに来て、
なんと鼻水ずるずるで苦しそうにしてるではありませんか！！
早速、お試しさせてもらうことに。
といっても、寝転んで鼻にボトックスを滴下するだけ。
ま～ったく痛みも何もなく　｢？？？｣のTちゃん。
また　変化あったら　教えてね～　と送り出そうとしたら
｢あれっ？？鼻の奥がせき止められていたのに　通ってる～[emoji:i-194]｣
と感激してくれました[emoji:i-277]
そう、この治療、即効性なのが売りなのです。
大体　2週間ぐらいは効果が持続するので、
ほんとにひどい時期をこの鼻ボトックスで乗り切るのも手ですよね。
何を隠そう　わたしもひどい鼻炎の持ち主で
年に何度かはマスクの下が鼻水でぐじゅぐじゅになります。
雨水の様にぽたぽたとした垂れ落ちてくるので
鼻にティッシュを詰めてマスクで隠す　という悲惨な時期があります。
かかってこい！鼻炎くん。
…と待っていたら　なかなか来ないものですね、、、[emoji:i-280]