片上佐和子(かたかみ さわこ)
関西医科大学 卒業
関西医科大学の学生時代、4年生までは競技スキー部にどっぷりのめりこんでいました。新入生歓迎会の時はにぎやかで楽しそうだったのですが、以後の活動はかなり体育会系・・・夏は淀川河川敷での筋力トレーニング、冬はペンションで住み込みバイトをしながらの長期合宿生活など、勉学との両立が大変であっという間に時は過ぎていきました。
そして、5年生からはいよいよ医大生らしい臨床研修(ポリクリ)が始まり、4~5人のグループで大学病院の各科目を研修していた時のこと。私の班は形成外科からスタートしたのですが、眼瞼下垂症の患者さんで、初めて生身の顔にメスを入れる手術を見学した際に、なんとまぶたからあふれる鮮血をみて立っていられなくなったのです。恥ずかしながら、その場にしゃがみこんでしまいました。今でも忘れられません。
そんな状態で幕が開けた私の研修ですが、先輩医師たちの素晴らしい&美しい手術に魅せられ、どんどん形成外科にのめりこんでいきました。
交通事故でばらばらに折れてしまった顔の骨の修復。全身の大やけどでできた顔の引きつれの手術。乳がんで失った乳房の再建手術。生まれつきの様々な奇型の形成手術。長期臥床で出来た床ずれの閉鎖手術など・・・もちろん、先輩医師とはいえ神様ではないので完璧に元どおりとまではいきませんが、様々な手技手法を駆使し患者様の要望に応えていく様は、研修生の私にとってはまるで魔法使いに見えたのです。結局、全科目修了後も形成外科手術のインパクトが残っていたため、形成外科医として続けていく道を選びました。
医師として診療を行いだしてしばらくして「いつかは開業したい!」という気持ちを密かに持ち続けてきました。というのも、勤務医であれば人事異動により、数年ごとに出向先が変わっていくのが通例。
行く先々で上司が変わるのは、先輩の技術を学んでいくにはとてもいいシステムなのですが、一人の患者さんを長い経過で診せて頂くことが出来ないという問題も起こってきます。
実は、形成外科の治療は数回の手術を要したり、長い経過を診ていく中で修正手術が必要になったりすることが多いのです。
私が治療に関わらせていただいた患者様が、その後どう過ごされているのか、気になって仕方がありませんでした。
以来「自分のクリニックを開業することで、この問題も解決できる!自信をもって提供できる技術と以後の勉強も続けていける体制が整ったら、開業しよう」と決めていました。
そして、このたび「さわこ形成外科クリニック」を開業することができた次第です。
ちなみに、もしこのサイトをご覧になられた方で「あの時の担当の先生だ!」と懐かしく思われる方がいらっしゃいましたら、御来院いただけたらとても嬉しいです。特に、大学の研修生時代に関わらせていただいた患者様には「私自身を育ててもらった」という思いもあり、感謝の気持ちをぜひお伝えしたいのです。
自身のクリニックを開業するということは「一人ひとりと長きにわたり向き合っていくことが出来る」ということ。そして、きちんと最後まで治療にあたることができるということ。それが、開業の一番の理由となっています。
最新治療法や器具は、自ら積極的に試しています。
蔦 幸子(つた さちこ)
関西医科大学 卒業
医大最終学年で、形成外科を回っていた頃、手術室できびきびと仕事をされているサワコ先生にお話を聞く機会がありました。短い時間でしたが、形成外科に漠然と興味がある程度であった私には、入局への一押しになりました。その後も、子育て、開業といつも前向きに新しいことに挑戦されるサワコ先生は、いつも憧れでした。
私も、子育てをしながら大学で復職していたところ、そのサワコ先生に声をかけて頂き、サワコクリニックに席を置かせていただくことになりました。
今まで培った形成外科の技術に加え、日々進歩している美容の技術の中で、一人一人の患者様に何が最適か吟味しながらサワコ先生と共に治療に当たらせていただく所存です。よろしくお願いいたします。
岩宮 怜子
(いわみや さとこ)
関西医科大学 卒業
私はこれまで大学病院などで勤務をして参りました。
形成外科で扱う疾患は多岐に渡りますが、どんな治療でもベースには、よりきれいに治す!という思いがあります。
そこが形成外科の面白いところであり、美容に興味をもったきっかけでもありました。佐和子先生のクリニックを見学する機会があり、一人一人の患者様に真摯に向き合う姿を見て、私の理想とするものがここにあると思いました。この度ご縁あって働かせていただけることになり大変うれしく思います。
佐和子先生、蔦先生と共に、患者様に満足していただけるよう日々精進して参ります。よろしくお願いいたします。