エステ和歌子のよもやま話パート556
真っ赤な口紅

昨日の話。
朝出勤してさて!今日も頑張るぞ〜と思っていた時
電話
「今いいか?」とお父さん。
どうした?
何?なに?朝イチ?
「大変なんやお母さんが唇に、真っ赤なマニュキアを塗ってしまったんや
擦っても取れへんのや
どーしたらいいやろか?
」と焦った声で電話
え〜〜〜マジで?
そして、クリニックからリムーバーと、ベンジンと、コットンを持って、実家にダッシュ
こっちの心配をよそに、
まだらな、真っ赤な、、人を食いちぎったような血みどろのような口のお母さんが、涼しい顔してどうしたん?と
流石、CHANELの赤!
鮮やかです笑笑
いやいや、でも、それ口に塗ったらあかんやつやねん
唇に、リムーバーこれアリ?まあそんなことより取るしかないし。ということで、オフしてあげた。
何が起こってるかわからないお母さんの唇に、保湿剤塗ってあげてその上から本物の口紅塗ってあげた。
嬉しそうだった。
なんだかとてつもなく複雑で、切ない1日のスタート
色んな事がわからなくなる認知症という恐ろしい病気。
これとどう付き合っていくのが正解なんやろ。
だけど、少しでも長く4人揃って家族ごっこ。
続けたいなぁぁ