私と母とボトックス ~vol.6
一通り検査を終えて、私も同席して説明を受けました。
「顔面神経に出来物が出来ているのは確かです。
神経の周りのさやの部分が腫瘍化しているなら(顔面神経鞘腫と言います)
顔面神経を残せます。
顔面神経自体が腫瘍化しているなら(顔面神経腫瘍と言います)
顔面神経を切断しなければなりません。
どちらかはまだ分からないので まずは組織採取の手術をしましょう」
といったお話でした。
医者の娘を連れてきたお陰で
専門用語が満載の難しい内容の説明でしたが
先生の手術に対する自信と、先生の人格的なところにほれ込んだ両親は
もうこれで安心だ と
すべてこの先生に委ねる と
すごく嬉しそうな表情だったのを覚えています。
まるで 手術が終わったかのように。。。。
まだまだ これからが大変、、、、
と わたし一人重い気持ちでした[emoji:i-202]
前者に転ぶか、後者に転ぶかで
後々背負うものの大きさにはえらく差が出ます。
ああ 神様。。。。
祈るような思いでした。