Skin Beauty Blog

さわこ形成外科クリニックの肌キレイブログ
～美肌はクリニックでつくる～

スタッフの石川です。

先日、大阪で開催されたナビジョン DRワークショップ に参加してきました。

 今回は新製品TAバリアシリーズの発売に伴い、「バリア機能研究の深化」をテーマとしたものでした📝

(NAVISION DR ナビジョンＤＲシリーズは、岩城製薬/資生堂の医療機関限定取扱いの基礎化粧品です。)
元々、身体には、天然保湿因子(NMF)が備わっています。皮膚の1番表面にある角層はバリア機能、保湿機能の役割を果たしています。天然保湿因子(NMF)は角層に存在し、うるおいを保つ機能を持っています。

長年どのようにNMFが作られるのかは不明でしたが、資生堂の研究で作られる過程が解明。皮膚の内側にあるタンパク質(フィラグリン)が分解されてアミノ酸となり、NMFに働くこと。また、NMFが多く存在する肌は水分量が高くうるおった肌と相関関係にあることも分かりました。

NMFの産生には2つの酵素がとても重要であること。

その2つがBH(ブレオマイシン水解酵素)とカスパーゼ14です。

この2つの酵素に対してそれぞれ発現促進に働くエキスに着目したのがTAバリアシリーズだそうです。

なかなか聞きなれないカタカナが並びましたが、患者様にわかりやすくお話ができるようにスタッフ一同努めておりますので、お気軽におたずねくださいませ(^.^)