母と私とボトックス ~vol.13
長い間 放置でごめんなさい
このネタも中だるみで 何が言いたいか分からなくなってきた今日この頃ですね[emoji:i-229]
軟骨移植を拒絶した母に施された手術は、
まぶたの上下 外側1/4をごっそり切り取って縫い合わせるというもの。
間の周りの眼輪筋 という眼を閉じる筋肉が麻痺して、伸びてしまったまぶたを
部分的に取って縫ってしまえ という発想ですね。
さすがは、超ベテランの先生の手術、とてもダイナミックな手術でした。
この手術のお陰で、眼を閉じられないことで生じる、乾燥性角膜炎などの症状は改善しました。
この後からは、左右差をなくすために、健常側の皮膚をきったり
途中で途切れたようになった二重瞼の線を深くする手術をしたり、
私が出来る範囲で、修正に修正を重ねていきました。
そして、題名にもなっている ボトックス。
今や これなしでは、母のお顔は保てません。
だいぶ神経が回復したとはいえ、動きにくい右半分と、
普通によく動く左側。
バランスを保つには普通に動く左側を調整しなければなりません。
だからといって、完全に動きを止めてしまったら
右も左も動かない 能面みたいな怖い顔になります。
動くけど動きにくい
そんなさじ加減がかかせないのです。
そして この私に無理難題を突き付けてくる この母こそ
私のボトックス技術向上の立役者として 唯一無二の存在なのです。
「わたしが病気になって入院したら、入院先にボトックス打ちに来てね[emoji:i-194]」
なんて 屈託ない笑顔を見せてくれる母です[emoji:i-221]
そろそろこの辺でこのネタも幕を閉じようと思います。
みなさん、長い間 この 母ネタにお付き合い下さりありがとうございました[emoji:i-260]