エステ和歌子のよもやま話パート242
男性化 その2 
私の話によく登場する、96歳で亡くなったおばあちゃん。
死ぬ間際まで、お化粧や、オシャレに、こだわった私の中では究極、女であり続けた可愛らしいお茶目な女性。
さわこクリニックに点滴に来るだけでもブローチやネックレスを洋服にあわせた付け替え
リウマチで曲がった指で、金具を留めるなんて、私だったらめんどくさくてつけっぱなしかな
化粧に、口紅まで忘れない
クリニックで、点滴中に、さわこさんがネイリストの人をよんであげて 点滴が終わった頃には、ネイルが出来ているというプレゼントを用意した時には、、、
両手をパーに広げ、桜貝色に染まって所々に上品にパールあしらわれた爪を見てわぁっ
と、少女のように喜んでいた
ヘルパーさんにみてみて
ほらと、何度見せていたことか、、、笑
可愛い
そんな、おばあちゃんが点滴してる時にこっそり私が毎回してあげるのが、お口の周りの髭剃りでした
そんなに、オシャレさんでも、髭は見えないんだなぁ
そーーーっと、寝てるうちに
ところが、、、電気シェイバーが、ジーーー 、、、
ジーーー チャリン
チャリンは、、、
太くなっちゃった男性なみの太い髭
白髪になって見えにくくなってはいるものの、唇口角よこあたりは、みんな太い髭が生えてきちゃう
96歳という年齢になっても、髭の元気さは衰えることなく
剃っても剃っても生えてきちゃうんですね
チャリン
の音でいつもおばあちゃんは、目を覚まして、、、
わこちゃんごめんね
髭、、、やらしいねぇもう!と
女性なのに恥ずかしいと言った風に、ハニカミながらありがとうねと、感謝してくれるのでした。
白髪になったらレーザー脱毛は効かない
もっと早くに、脱毛してたらなぁ、、、
恥ずかしい思いもしなくて済んだのになぁ、、、なんて想ったものです!
こんなところにも女性の男性化は現れてきます。
なんなら、更年期を境に、すこーしずつ忍び寄ってきます
だけど、、、
数回、レーザー脱毛するだけで、こんな心配はご無用
老眼で、自分だけ見えてないなんて心配もない笑笑
綺麗に歳を重ねていきたいものですね