医師が肌の状態を診察した上で、患者様のお悩みに応じた治療メニューをご提案いたします。
超音波イオン導入機器
トラネキサム酸は、抗炎症作用、美白作用により肝斑の内服薬として使われることが多いお薬ですが、その有効成分を直接皮膚から取り込む治療が、このトラネキサム酸イオン導入です。
トラネキサム酸の抗炎症作用により、肝斑の皮膚で起こっている慢性の炎症を抑え、肝斑が改善してきます。
また、トラネキサム酸の美白効果で、肌に透明感を作ってくれます。バリア機能も整い、外からの刺激に強くなり、肌荒れなどのトラブルが減っていきます。
ビタミンCを分子化して肌の深部に届けます。ビタミンCには以下の作用があります。
ビタミンC+海藻パック
イオン導入剤を塗った後、海藻パックで肌を鎮静化します。アルギン酸塩を主成分とするこのパックは通電性が高いため、イオン導入の通電マスクとして使用できます。
また、PHがアルカリ性のため、ケミカルピーリング後の肌のPHを正常値に戻す働きもあります。
最新の毛穴ケア製品 グリシルグリシン 取り扱い開始しました。
毛穴が開いて見える人の毛穴には、不飽和脂肪酸が多いことが研究で分かってきました。皮脂中の不飽和脂肪酸がCaイオン濃度変化を引き起こし、これが引き金となって毛穴周りの肌状態の悪化に結びついているのです。
グリシルグリシン(GG)はこの不飽和脂肪酸を抑制することで、毛穴の開き構造を改善します。
乳酸ピーリング
グリコール酸ピーリング
ケミカルピーリングとは化学薬剤で皮膚表面および毛穴の角質を溶かすことにより、皮膚のターンオーバーを早め、表皮細胞の配列を整える治療です。酸性の薬剤(グリコール酸、乳酸、サリチル酸マクロゴール)を利用して、角質を溶かします。
当院では、ケミカルピーリングの基材として、グリコール酸、乳酸、サリチル酸をご用意しています。
改善したい症状により、これらを使い分けていきます。毛穴を詰まらせている角栓を溶かして、にきびを改善させたり、にきびが出来にくい肌へと変わっていきます。
グリコール酸は表皮角質層を溶かすだけでなく、ニキビ菌の制菌作用があると報告されています。また真皮に作用してコラーゲン合成促進作用があるため、継続することにより肌に張りをもたらしてくれます。
乳酸には美白効果、保湿効果、皮膚の弾力の回復効果が期待できます。マイルドな作用ですが、継続することで、肌の若返り効果が得られます。
サリチル酸マクロゴールピーリングはグリコール酸、乳酸よりも角質深部にまで作用し、効果は高いと言われています。炎症を抑える成分が含まれているため、施術時のピリピリ感が少ないこと、施術後の赤味が出にくいことから、人気の高い施術となっています。
グリコール酸、乳酸は2週間に1度、サリチル酸マクロゴールピーリングは3~4週に1度、治療回数は5~10回が目安となります。